こんにちは、江口紋乃(えぐちあやの)です。
スピリチュアルや自己啓発に高額な金額を投資してしまった末路が
大変なことになってしまった、という話をよく聞きますね。
スピリチュアルや自己啓発に騙された、人生を無駄にした、
高額の講座料金を支払ってしまった・・・
失敗した・・・
洗脳された自分が悪い、洗脳した組織が悪い・・・
これら全て間違いです。
私も、一時期はそんな風に思っていたことがありました。
バカにしていたことさえありました。
けど、それらは全てビジネスの手法であって「良い」「悪い」の
判断には値しないということを知ったんですね。
例えば、高額のセミナー、無料のセミナー、これらが高いから悪いとか安いから良いとかそういう風に判断することがすでに無知すぎるということです。
例えば宗教が悪い、ボランティアは良いこと、それだけで判断することも同等に無知すぎるのです。
洗脳されてしまうことはすごくしんどいことですが
いつの間にか信じてしまっているということに気が付いた時に
「あ、私は洗脳されていたんだ」と知ることが洗脳されたという事実にやっと向き合うことになるからしんどいのです。
すごく素直な人が洗脳されやすいことは
私自身も経験してわかります。
ただ、自分自身が選択した事には変わりない事なのです。
自分が悪いと責めるのではなく、本質に気づけるようにしていけば良いだけなのです。
嫌いなことはやらない、好きなことだけやるという感覚の麻痺
共感を得るためにブログで自己開示をして集客をするという手法もあります。
共感はとても大切です。
人間は本音を隠している生き物です。本当は人には見せたくない、言いたくない、本音ということをたくさん内に秘めています。
その一番わかりやすいことが
「嫌いなこと」「やりたくないこと」に関してです。
誰でも、嫌なことからは逃げたいしやりたくないことをしないで生きていけるならどんなに幸せだろう、と思っています。
そこに落とし穴のように感情に訴えてくるような「やりたいことだけしていいんだよ」という言葉です。
確かに、やりたいことで生きていくほうがいいのですがそれを履き違えてしまう人たちがいます。
「白」か「黒」か、「良い」か「悪い」かで判断する人たちです。
どちらかしか選べないと思っているから辛いのです。
どちらもあって良いのです。
心地いいことだけを追い求めているから、苦しいのです。
だから、「やりたくないことは一切しなくていい」という言葉に惹かれてしまうのです。
それは本当に必要な投資ですか?
あなたが何かを購入する時、何かを学ぶ時、
何かを選択するあらゆる瞬間に一度考えてみてください。
それは本当に必要なものですか?
スピリチュアルや自己啓発などのコミュニティーで
人生の時間を無駄にしてしまった、という話はよく聞きます。
その時はよかったけど、のちに苦しくなり離れていく人たちが
そのコミュニティーの批判者になります。
アンチテーゼは感情のまま動く人がなりやすいのです。
もっと言えば、そのようなコミュニティーは感情のに訴えてくるような集客の手法を取っているだけなのです。
ディズニーランドを思い浮かべてみてください。
みんな、ミッキーの耳をつけたりして夢の国で楽しんでいて現実逃避をしています。
現実から抜け出す事で、痛みを和らげていることは病気の人が薬を飲むことと同じことなんですよね。
何が伝えたいかというと
きらびやかな世界に浸かることが悪いことではなく、そこにいく人自身が
何らかの痛みを取るためにその場所を選んでいるということです。
その時の自分の気持ちが「お金」や「承認欲求」などからくるものを
そのコミュニティーに癒しとして求めていたならば
痛みは解消されるでしょう。
例えば、
キラキラしたブランディングをするために
リッツ・カールトンでランチをしている写真をSNSでアピールすることによって
その人たちは自分のこと(商品)をアピールしているだけなのです。
そこに惹かれたあなたは
「キラキラ」したものに目がいったわけですし「お金持ってそう」という
イメージを自分の中で膨らませていただけなのです。
重要なのは、その人たちの中に入って
あなたが得たいものは何なのか?を真剣に考えることです。
キラキラした手法があるということ、様々な手法があることを理解した上で
そこにいくのなら納得して選択したことになるので
後悔はしないし、批判的にもならないはずです。
感情で煽られるまま進むのではなく本当に自分に必要なものなのか、もう一度考えることが必要なのです。
YouTubeではもう少し掘り下げて話しています。