こんにちは、江口紋乃(えぐちあやの)です。
ブログ発信をはじめてからすぐの時は案外何も考えずにかけたりするんですが、
少し時間が経ってくるとネタがなくなってきたな困ったな〜ってなる人は多いですよね。
趣味ブログならそこまで困らないんですが、
ブログを使ったビジネスをしている人にとってはネタがないという時はすごく苦痛だと思うんですよ。
サロン経営していてサロンの集客にブログを始めたけど
毎日書くネタに困っているとか
ネットビジネスを始めたけれど自分の知っているノウハウは全部書いたし
あとは何をかけばいいの?とかね。
女性起業家がSNSやブログで集客のためにと
話題作りのために高級レストランやクルージングに出かけてみたり
そうしないと記事が書けないんです、と言う悩みを聞いたりするんです。
じゃあ、なぜそういう状態になるのか?
行動しなければネタが作れないと言う状態になるのか。
結論から言うと
ブログに何を書いたらいいかわからないというのは、知識だけに頼っているからなんです。
ネタを作るためにどこかへ出かけたり、
「今日のテーマはこれにしよう」と
アンテナを張って動き回ると言うことを
毎日しなくてはならないと思っているならそれは半分正解、半分間違いですね。
必要な情報を集めるためにアンテナを張ること自体は大切です。
楽しくて行動しているのならいいのですが
無理して自分の時間を使ってまでネタのために行動して疲れているなら
別の考え方、やり方がありますよ、と言うことです。
知識や行動に頼ってしまう理由
私自身も文章を書くことが辛い時期がありました。
メルマガも書けない、特に目新しい行動もしてない、これ以上何を発信すればいいんだろう・・・
そんな時期がありました。
そこで私がした行動は、本を読んだり気になるネットの記事を読んだりと
とにかくインプットをしました。
なぜそうしたかと言うと、
「書けないのはインプットが足りないからだ」
と思ったからなんですね。
ブログ記事やメルマガを書くのはアウトプットなんで、とにかくインプットしなければならないと思い
本を毎日読み込んで、メモをしていろんな記事を夜中や朝方も読み込んではメモをするということを続けました。
一生懸命インプットしていたので
よし、アウトプットしよう!といざ書こうとすると手が止まるわ、
すごく疲れるわ、言葉はわかないわ・・・
最低な気分になりました。笑
今思い出すと、そりゃそうだよなって思います。
その時の私に必要なのはインプットではなく感性や世界観だったのです。
面白い文章が書けない…
当たり前のことでした。
インプットのやり方を間違えてエネルギー切れを起こしている状態にさらに絞り出して文章を書くなんて
面白い文章を書けるはずないのです。
だから、書いたものにも納得できないし小難しい文章だし。
無理矢理に書こうとしたりするとどうしても頭で考えてしまいます。
思考を巡らせている状態と言うか、本で覚えたことを思い出して書こうとしている状態に似ています。
うまく書こうとしたり、この知識を書くならちゃんと調べてこの知識も書き足さないといけないと思ったり。
自分の知識以上のものを書き足そうとしたり、完璧を目指すあまりに
そうなってしまった経験があるのです。
もちろんそんな文章は面白くもなんともないので高確率で私の中でボツになってきました。笑
知識や行動に頼ってしまうのは、
自分自身の完璧主義者な部分が
邪魔をしていたり自分の知識以上のものを発信しなければならないという勘違いをしているからなんです。
自分を大きく見せようとしたり、自分以外のものの表現方法を借りなくても
文章を書くコツさえつかめばそのままでオッケーなんです。
ネタもどんどん出てくるようになります。
私はここに気づくのにとても時間がかかりました。
言葉が見つからないという経験とは逆に、
言葉が降りてくるという経験もしています。
これは
文章を書いているとき以外にも、人と話しているときにもよくあります。
文章を書く空間にアクセスする
文章を書く仕事をしている人は経験があるかと思うのですが
ある領域に入ると、サーっと文章が勝手に出てくるような感覚になることがあります。
よく言われるライティングゾーンと言うものになるかと思いますが
これって練習すれば誰でも可能になるんです。
コツを知ることで文章がスラスラ出てくるようになるので
ブログを書く時間の短縮にもなるし苦痛だと感じることも無くなります。
ネタがないって時もネタを生み出すことができるようになるんです。
ブログを書くことに苦手意識がある人は
何を書いていいかわからない(ネタがない)と言うことがセットになってることがほとんどなのでネタを生み出す方法がわかればあとはライティングゾーンに入って書くだけなのでエネルギーを使わず書くことが出来て
すごく楽になります。
ライティングゾーンと一言でいうと、ふ〜んと言う感じかもしれませんが
私自身が感じるのは「空間にある部屋」みたいな感覚です。
天と繋がる道みたいな、言語化するのは難しいのですが
脳から頭の先、それから空間にある部屋にアクセスすると
別に一生懸命考えたりしなくても サーっと言葉が降りてくるようなイメージです。
勉強している人ほど面白くない文章を書く
学校の教科書や参考書って勉強になるけど面白くはないですよね。
専門家の人が話すことが小難しくて面白くないのも、先にお伝えしたように
「知識だけを並べて話すから」なんです。
専門用語をやたらと並べたりして話す人いるじゃないですか。
すごく分かりにくいし伝わりにくいのは、話している内容に関して
聞いている側は全くイメージが出来ないからいくら聞いてもよくわからないんですね。
知識はどんどん出てくるけれど、それに付随する表現方法が乏しいと
全然面白くない演説になります。
逆に面白い人の話って引き込まれる表現をしていたりします。
知識と一緒に自分の考え方や体験談やイメージを一緒にエッセンスとして
伝えると言うことをします。
引き込まれるのはその人の表現する世界観が共有されるからなんですね。
イメージができたり感じることができたり、感動する文章なんかは
それこそその人の感情が乗っているからこちらまで伝わってきます。
同じことをしていても、その人の世界観もプラスされて表現され知識を盛り込むから面白くなっていく。
本を読むときなんかもそうなんですが
すごく頭が固い人は話も面白くないので、文章も読みづらく最後まで読み進められないです。
感性が豊かな人は表現もうまいので、文章を書くのもうまかったりしますね。
感性が豊かな人って、書き方がわからなくてもなんとなく感覚で
読みにくくないかな?とか考えて書いたりするのですごく読みやすくなっていたりします。
文章は書き方が上手いか下手か、ではなくどれだけ相手に伝わるか?が大切だと私は思います。
書き方は下手でも、気持ちが伝わってきたり感覚が伝わって来たりするのは言葉のチョイスがその人の世界観を共有してくれているからなのです。
ブログのネタを生み出すには
これまでお伝えしたように、
ブログなど文章を書くには
知識だけを並べるのではなくあなた自身の感性を盛り込むことでいい文章になると言うことをお話ししました。
知識+アイディア
なので持っている知識を増やすことはもちろん大切です。学びは日々ありますからね。
本などでインプットして書き出してアウトプットするのもいいのですが、一番のオススメは
人と話すということです。
話すということはアウトプットですが、インプットをしてきた言語化されていない忘れていた知識を呼び起こすことがあります。
ただこれには条件があって、話す相手はエネルギーを奪う人であってはダメです。
エネルギーを奪われる人とは、
会ったらなんかどっと疲れるとか
あなたから何か情報でもなんでもいいのですが「エネルギーを奪う人」ですね。
エネルギーが循環し合う人と話してください。
例えば、「なんかこの人と話すといろんなアイディアが湧くなぁ」
という人と話すことで自分が忘れていたことや
新しい知識を得ることができます。
自分の知識+アイディアを文章にすることであなただけの文章になります。
アイディアと言っても難しく考えることではなくて、持っているもの(記憶、体験、感覚)の中から知識を交えてあなたの言葉で表現していく感じです。
文章にする時には相手と会話するように書いてみてください。
すると、リズムが整ってきます。
文章は書いていくと勝手にうまくなっていきますので、はじめのうちはとにかく
言葉にするということを習慣化することが大切です。
そのためにはネタに困ることなくネタを生み出せるようになりましょう。
クリスマスについて書くにしても知識や行動だけに頼らず、
世界観(アイディア)と知識を織り交ぜていくことでひとりひとり違った、たくさんの「クリスマスストーリー」が出来上がりますよね。
エネルギーが循環する人と話すことでアイディアが湧きネタに困らず
誰かと会話しているつもりで書くということを意識するだけでも格段に伝わりやすく
書けるようになります。